メモっとくかー。

あ、長い上にまとまってないのですんません。

地元のガキンチョども数十人と毎年雪山に行ってるんだけど、今年は地震の影響で、開催を見送りましょうという事になった。
でも子ども達はそのイベントを楽しみにしてくれていたし、計画段階からかなり踏ん張ってイベントを盛り上げてくれていた。

この勢いを殺したくないから、軽くで良いので、一日皆で集まって何か別のイベントをしませんかという話し合い。
そこで「今はその時期じゃない」とバッサリやられた。

まずビビったのは、父母が想像以上に子どもを守る方向に舵を切ってるって事。毎日起こる余震だったり、テレビで繰り返される震災ドキュメンタリーだったり、毎日時間が変わる計画停電だったり、入れるのに2、3kmの渋滞になってしまうガソリン争奪戦などによって、想像以上に父母が疲弊してる。

そんな調子だから、そもそも話し合いをしてもイマイチ噛み合わない。気にしているレイヤーが違うというか。こっちは子ども達の成長とか発達を重視して話してるけど、父母はそんな事よりまず子ども達の安全が必要な局面だと感じている。このズレがまさかここまでの差だとは、と結構ビックリした。

父母達が「今が最悪で、ここから状況が上向くなら、良いんです。でも、今回は、今ここは最悪へ向けてくだってる最中なんじゃないかって、まだこれから地震津波や恐慌で子ども達の安全が脅かされるんじゃないかって思うんです」て言ってたのが印象的。この前の日記で言えば、父母は物理層を気にして子どもを外に出したくなくて、こっちはアプリケーション層を気にして、皆で元気になれるようなイベントを実施したい。この差。

あの人達は考えうる最悪の状況に合わせて舵を切らざるを得ないんだなと。ガソリンはいつまでも入れられず子どもの送迎に苦労する。放射能は埼玉まで来てしまう。M9.0の地震がまた無い保証がないし、スーパーの棚はすっからかん。仕事だって失うかも。そう考えたら、子どもを外に出すなんて、と。

結果として、まだ時期じゃないって事で代替のイベントはなくなっちゃったけど、何とかあの父母達が元気になってくれないとほんと危険だなーと。日本経済とかよりまずうちの団体の存続が危険なので、申し訳ねーけど義援金はそこそこにして自分とこの団体に金入れないとだなあと。

結局、情報を仕入れる場所が民放だけだから、もうプラスの情報が何もないんだよな。ACのCMに全員がげんなりしてるし。丁寧に「ガソリンが大丈夫」な理由を説明したり、「状況はチェルノブイリとは全然違うんですよ」って事を話しただけで、あの場に居た父母達の顔つきは全然変わったし。話してると自分たちが全然やる気満々で楽観的なのは凄く嬉しいという事は言って貰えたのだけれど。それでも時期が悪いと。

まー、4時間並んで6リットル制限とか、トラックがガソリンスタンドに止まってたからって理由で凄まじい渋滞が起きた挙句、ガソリンスタンドが開かなかったとか。そんなん見たら、嫌でも自分の地域が大変な状況に置かれてるってのが分かる。分かるんだけど。

「知恵がある奴は知恵を出そう。力がある奴は力をだそう。金がある奴は金を出そう。『自分は何にも出せない』っていう奴は元気出せよ。」と言った松山千春はすげーよなーと思うのですね。だからネットでぽぽぽぽーーーんwwwwwwwwwwwwとか言ってるのってまじで重要。この状況を笑い飛ばしてる楽観的な人達がこんなにいるってのは、滅茶苦茶励みになってたんだなと感じました起きろ!