■
ランクヘッド。とりあえず気になった曲。まだ歌詞カードは見てないので歌詞は保留ぎみ。
・白濁。それと、千川通りは夕風だった。なんとなく「青春狂騒曲」っぽい(サンボマスターじゃねえよ)。この二曲は(自分の中では)似通っている。結構好き。「白ほど染められやすい色はない事を。」
・前進/僕/戦場へ。バンプかと思った。かなり好きかもこの手の曲調は。「独りきり僕は歩きだす、僕が生きるべき戦場へ。」
・三月。単調ながら何か感じるものがある。嫌いじゃない。「目を腫らしながら、涙を拭きながら、前だけを じっと見つめながら。」
・金木犀。これは…ピロウズがスローテンポの曲を作るとけっこうこうなる感じがする、ような、そうでもないか?声が情けないなぁ、でもそこがよし。「あったのは、期待と、不安だけ。」
とりあえずこんな所。全体的に非常に聞きやすいが、コード進行がやけに単調で飽きてしまう人も多い気がする。Gu、Drともに単調に聞こえるのが…今の段階で思い入れられるとしたらVoだけかもしれない。でも気に入った、新譜も購入の検討をしとこうと思う。バンプ好きな人なら結構いいんじゃないかな。
で、それとは別に、唯一聞き込んだ「白い声」はヤバい。完成度が高すぎる。
普通に聞いてるだけでは解りづらいギミックが仕込んである。それは歌詞カードにしか書かれていない「」の存在。この詩は前半は全て自分の目の前にいる人が話してくれる『今まで自分はこういう風に生きてきた』というもので、それらは全て一括りの「」によって纏められていて、それに気づいた時に鳥肌が立った。
僕はずっと独りで
強くなくてはならなくて
でも本当はそんなの恐くて
そのことを本当は誰かに伝えたくて叫びたくてわかってほしくて
そうやって独りで今まで生きてきたんだ と君は笑って、泣いた
というもの、これを
「僕はずっと独りで
強くなくてはならなくて
でも本当はそんなの恐くて
そのことを本当は誰かに伝えたくて叫びたくてわかってほしくて」
そうやって独りで今まで生きてきたんだ と君は笑って、泣いた
とした時に変わるその会話の微妙な時間の経過がわかるだろうか。ちなみに〜ほしくて と そうやって独りで〜の間には間奏が入る。ここでも時間の経過を示すらしいが、カラオケとかで歌うのじゃ全然わからんだろうなあ、この括弧が個人的にとてもインパクトだった。久々にいい歌詞に出会ったと思う、普段あまり重視しないだけにね。これだけの為にCDを買った価値はあったかな、とさえ思う。はいここでお仕舞い長かったねお疲れ様。
こんなもんでいいの?>ンジロさん