ボンバーマン

とりあえず発売から今までの感想、買い控えてるけど欲しいとかそういう酔狂な人以外には意味なし。
総合:★★★★☆レベル
ノーマルモードはまだ6面までしか進んでないし、あまりやる気がない、正直面白くない。これならSFCボンバーシリーズ、サタボン、爆ボンをやりこむ事をオススメする。これだけなら多分2日で売った。で、肝はバトル、バトルがやばい。
バトルの何がやばいって通信速度、早い。最初に配る時に少し時間がかかるが問題のないレベル。そして特筆すべきは、1カートリッジ制度なのに融通の利きまくった自由さ(長文注意)。DSは本来ダウンロードプレイとワイヤレスプレイに別れていて、ダウンロードプレイは1つのソフトで遊べるというもので、ワイヤレスプレイはやる人の分ソフトを用意するというもの。1つのソフトで遊べた方がいいに決まっているんだけど、DSに一時的に保存しておける容量の限界と、1つでゲームできてしまったらソフトが売れないというメーカーの意向があってか、ダウンロードプレイというのは色々と制限が多く、ワイヤレスプレイはそれらを全てとっぱらって色々なバトルが楽しめるということで差別化を図っている。
例を挙げると、メテオスなどはソフトが人数分有る場合、人数を募ってからステージを選択するが、1つしかない場合まずステージを選択してから人数を募る。これは全てのステージをダウンロードする容量がDS側にないからなわけで。しかもステージを変えたい場合は、一旦全てのDSの電源を切って、親(ソフトを持っている人間)はまたステージを選びなおさなければならない。対してソフトが人数分あれば電源を切る必要がない、ソフトに全てのステージデータが入っているから。そして、「メテオ」というゲームの肝になってくる材料がダウンロードプレイの対戦では手に入らないがワイヤレスプレイでは手に入る、これはメーカーの意向だろう。
リッジレーサーDS(日本では未発売)でも同じ事が言えているようだ。残念ながら自分の周りにリッジDSを持ってる人がいないので自分のソフトだけでは確認のしようが無いので、サイバープラネットさんの1月14日の日記を参照とさせて貰ったけど、やっぱりメテオスと似たような感じ。
上の二つと比べて大合奏バンドブラザーズはかなり自由で、プロモードに挑戦出来ない、などの少しの不自由を除けば他はさしてようがさしていまいが関係ないわけで(ゲーム自体が単純な作りで軽いしね)今まではバンブラが自分の中で通信関係では最強だった
で、ボンバーマンでそれは塗り替えられた。
このゲーム、そもそもワイヤレスプレイが存在しない。1つのソフトで最大8人対戦 というダウンロードプレイしかない。思い切りすぎだっ。売る気があるのかないのかよくわからないけど、出し惜しみなくダウンロードプレイで全ての機能が使えちゃう。しかも一度ゲームを始めてしまえばもう今までのゲームのように電源を切る必要がなくスムーズに他のステージで戦ったり、ルールを決めたり出来る(ただ人数の増減だけは無理だが大した問題じゃない)。しかも今まで見たことがなかったのだが、他の今まで私が買った全てのソフトは、通信中に一台でもスリープモードになると通信エラーで電源を無理やり落とされたのだけど、このゲームではポーズの役割を果たす。閉じている間はnintendogs同様省電力モードになっているので時間をおいてまたゲームがしたい場合は、皆DSの蓋を閉じておいてまた開ければすぐゲームが始まるという、これが今までのソフトでは何故出来なかったのかと悔やむのと同時にこれからの通信は全てこういう仕様でなきゃ満足できなくなってしまいそうな感じ。ちなみに脳Dではこの機能を確認、これからが楽しみ。
というわけでダウンロードプレイの充実っぷりがたいそうお気に入りです。それ以外は今までのボンバーマンを踏襲していてやっぱり面白い。個人的にはクラウン(周りの敵を爆殺しながら王冠まで先に辿りついた人が勝ち)が割と気に入ったあ。
ハドソンも、まだまだ捨てたもんじゃないなあ。