東京マシンガンと言う曲

例えば週末の都内某副都心スクランブル交差点のど真ん中に立ち尽くしてはごった返す東京どもマシンガンで皆殺しにする
そんな糞みたいな空想に耽っていたあの頃の僕はもう居ないんだ

最初は精々ガンツの皆殺しシーンが浮かんだくらいだけど、何度も聞くとこいつの東京の捉え方がいいなあ。実に東京を例えるのがうまいと思う。

例えば週末の都内某路線最終電車ねばついた吊革にぶら下がっては酒臭い息を垂れ流しやがる東京どもダイナマイトでぶっとばす

これも凄く良く情景が浮かぶ。深夜の電車は、車内の明るさと外の暗さのコントラストや、人はまばらで静かだけど、心臓の音のように余りに自然な車輪の音がとても好きです。その情景がすぐ浮かんでくるので、思い出の触媒としてとても重宝してたり。東京の高層ビル群を「下手くそがやったテトリスみたい」と表現するセンスもかなり唸るものがある。
まあ、野狐禅だから誰も知らんと思うがね。