使ってみると意外と良好 WMP11

普段どちらかと言えばMicrosoft製品は本当に便利だと思うもの意外極力使わないようにしている私。30日にリリースされたWindowsMediaPlayer11も全く興味が無かったのだけど、Vistaが下限の底上げをした結果がどう反映されてるのか、ちょっとした好奇心から見てみたくてDLした。32版な、64版は果てしなくスペック要求されそうだからやめた。もちろんリソース食いそうだから極力圧迫しないような設定にはしてある。
で結論から言うと、けっこう使える。あー何M$に偏ってんだよあんなもん使いづらくて仕方ねーようんこがと言われてもなお言う、けっこう使える。
そもそもWMPを使ってこなかった理由として「スキンがむかつく」「起動が遅い」「操作が割と判り辛い」みたいなのがあったのだけど、この変が割と見事に改善されている。

まずスキンはむかつかなくなった。ていうか、デザイン性は以前から比べれば高いと思う。ボタン周りがちょっとアレだけど許容範囲。起動も、今動画再生メインで使ってるMediaPlayerClassicなんかとそんなに遜色がないくらい早い、0.3秒くらいでつく。これには驚いた。驚き過ぎて他の人はそんな事ないかもと疑うくらい早い。レッツノートさんスペック断然低いけど、それでもこんなに早い。iTunesなんか相手にならない。
更に操作性だけど、左上に進む・戻るのバーがついた。これが便利でなんで今までつけなかったのか不明すぎる。だいたいの使い勝手としてはiPodのUIに近い。戻るをMenuのように使えて、かつエクスプローラインターフェイスなのである。これでタブとマウスジェスチャが搭載されてたら神格化していたのは間違いない。iTunesは1画面で色々な事が出来るけど、そのせいで窓がやけにでかくなるのが嫌い。WMP11は頑張ればこれくらいまで、あるいはもっと、小さく出来る。ミニモードとか小さくなればいいという問題ではない。不自由なく操作出来てこの大きさで何とかなる、というのが良いわけで。勿論その点でMPCには勝てはしないんだけど。

あと歌詞を表示してくれるってのがいいなあ、iTunesでせっせと入れた歌詞だからiTunesiPod以外でも表示してくれると凄くうれしい。しかもiTunesの場合、プロパティを開かないと歌詞は読めないのだけれど(その間プレイヤの一切の操作受付ず)、WMP11ならプレイビューで表示してくれる。
ま感じとしては、iTunesより早く起動して、MPCよりも多機能、と大分申し分ない感じ。流石に曲管理が苦しそうなのと、iTMSiPodのコンボがもう根付いてしまっている為、iTunesと使い分ける事になりそうだけど、MPCの代わりになりうるかどうか少しの間使ってみようと思う。