ここ最近読んだ活字まとめて

伊坂作品読み終わったので、実家帰る電車内で読む本を模索中。

暗黒童話 (集英社文庫)

暗黒童話 (集英社文庫)

随分前に進められていたので。舞台設定が面白い。目ん玉移植したら前の人の見た記憶が残っててってのと、主人公が記憶喪失起こしてるってのが良い具合に混ざってぼやけてうんぬらー。犯行に関係してると思った人が全然関係してなかったのが悔しい。あとやっぱりあとがき作家だわ面白い。
のぼうの城

のぼうの城

実家にいるうちに暗黒童話を読了してしまったので親に聞いた所「叔母さんから借りたこれが面白い」って言われたので読んでみた。オノナツメが表紙書いてたから中身知らないで意気揚々と読み始めたんだけど、歴史もんすか。うえー。日本史のしかも戦国時代。丁度歴史で一番気乗りしない設定。
とか言って読み終わる頃にはのぼう様最高!ってなってた。面白かった。叔母さんの家が行田にあって、丸山古墳とか普通に行って登ったりしてたから、作中に丸山古墳が相当重要なギミックとして出てきて大層驚いた。やっぱり想像するのと実際に踏みしめてるのじゃ楽しめる度合いが違うんだろうなあこれは。良い作品だった。
水車館の殺人 (講談社文庫)

水車館の殺人 (講談社文庫)

でうっかり面白くてのぼう読み終わっちゃったので、実家からの帰り際に本屋寄った。友人に何がオススメ?と聞いた所丁度良さげなのがこれだったので購入。今4章、特に今のところは面白くない。ミステリでキャラクターに魅力がないのはどうにも。まだ主人公ほとんど出てないけど。友人は危機感のない恋人にぶちぎれてた。人と付き合うって大変だなあ。