崖の上のポニョ見に行った

  • 今回作中のBGMがうーん。主題歌は凄まじく中毒性があり、ボランティアの子どもも全員歌ってた。
  • ジブリの食いもんは相変わらずうまそう過ぎるなー。水と食べ物のありそうだけど無い感じの質感が大好きだ。
  • もののけ姫あたりからの重厚長大なストーリーがごっそり消えて、「不思議な事は不思議な事だ」で済ませる感じがいかにも童話風で、頭からっぽの状態で楽しめる。
  • でもこれもトトロみたいに「皆死亡した説」とかそういう風評が流れそうなー、とは思った。
  • 何にせよ、これをリアルタイムで見る事の出来る幼稚園〜小学校中学年の子ども達は幸せだなあと思えるような作品。俺達が当時トトロを見る事が出来たのと同じように。だって劇中子供たちの笑いが全然絶えなかったもんなあ。
  • トトロとか千と千尋に近いノリ
    • だけど、この二つは「現実の中にある非現実」が描かれてる作品で、夢物語のような非現実を描いてるけど、一方で現実の日常生活は徹底的にしっかりした描写がなされてる。
    • でもポニョは現実世界自体がもう絵本の世界にいるような風景・モジュールの描き方がされてる。
    • 大人が楽しむ上で前者はアニメの中に自分達が没入出来るような世界が描かれていて、その中で不思議な事が起こるのに対して、ポニョはもう最初から全部不思議。突っ込みどころ満載。
    • 後者を「子供アニメだからな(笑)」で済ませてしまう大人には一生楽しめないんじゃないかな。あとうらしま太郎とか読んで「うらしま海の中に入ったら死んじゃうじゃん息出来ないし(爆笑)」とか言ってるようなガキな。
    • だから多分、モンハンはまってる男子中高生が一番楽しめない。
    • 自分はそうじゃなくて幸せだ。