何をどこに救援すべきか

東北に笑顔を!つってpixivやらが絵を描いたり、チャリティーコンサートを現地でやってスカン食らってる人がいたりしましたね。

今回救済に必要な物は大別して2層あると思っていて。

東北:金と救助隊(物理層)
関東:安定剤(アプリケーション層)

こうじゃないかなと。

東北に必要なのは「金(物資)・救助隊」であり、笑いとか楽しい絵とか心暖まる歌とかじゃない。とりあえず寝床とか、毛布とか、生きる為最低限度のレベルで救済が必要かなと。

寧ろ絵とかそう言うのは、物理層は問題ないはずなのに、緩やかなパニックを迎えている首都圏民に向けて、国民が、ほとんど自己満足の為にやるべき事だと思ってます。

関東は、震災による家屋の倒壊だの津波だのは一部地域を除いてみられず、被災地として扱われる事はそんなに無いです。が、ガソリン・食料などの買い占め、毎日発生する停電など、明らかにジワジワと、這い寄るように危機感を煽ってきてんのはまあ、現地民ならわかる通り。

毎日ニュース見ては不安になり、人によっては会社が休みとか業務上必要な物が足りなかったりとか言う緊急事態を肌で感じたり。そう言う人達にこそ笑顔の絵や、泣ける歌や、米軍と言う映画版ジャイアンの存在が必要かなあと思っています。

だから、「東北、俺の歌を聴けえ!」とかではなくて、「おい関東!東北は必ず復興してくる!その時に俺たちがまだパニックになってたら東北の奴らが困るだろうが!だから俺達は復興の時にドヤ顔であいつらを迎え入れられるように、元気出せ!俺の歌を聴けえ!」とかの方が、スッキリするんじゃないですかね。